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2012年11月22日 (木)

われ破れたり  米長邦雄著

米長邦雄永世棋聖の対コンピュータ戦の自戦記。

コンピュータは終盤が正確で間違えない。人間は間違える。大きなハンディだと
思う。トッププロでも終盤が互角ならコンピュータが有利だと思う。

米長は現役を引退した棋士だけど元名人の天才棋士。
コンピュータとの対局を楽しみにしていた。

ボンクラーズとの対局はニコ生で見ていた。二手目の6二玉は人間同士の対局では
ありえないけど、そうせざるを得ないくらい力の差があると分析した結果の一手だった
みたいだ。

それに対してコンピュータは6八飛車と振って美濃囲いか穴熊にするのがほぼ確実で
それならば戦えると。コンピュータの戦型を限定させる意味があった一手らしい。

ほかに、渡辺竜王とボナンザとの対局料が竜王に一千万とか、コンピュータが
とけない詰将棋の話とか面白かった。「現役のプロや名人、竜王でもコンピュータに
負ける日がきっとくる」とも書いてあった。

自分は激指の最高レーティングが1300台だけど、コンピュータと対局していると
こっちが詰みを読み切っていないのに投了されることがある。詰みがあるのか
ないのかという将棋の醍醐味を奪い取られた気分になって悲しい。

また、コンピュータは終盤の詰みは見逃さないけどその埋め合わせなのか序盤で
飛車先の歩を簡単に交換させてくれたりする。人間同士ならありえないからなんとも
微妙な気がしてしまう。適度に弱く指すというプログラムはまだ難しいのかなと思う。

タイトル保持者がコンピュータ相手に投了する姿は見たくない気がするし、見たい
気もします。

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